かけがえのない命 と  昔も、今も向き合って

3・11。自然の怖さを思い知らされた日となりました。あれから8年。

当時、クリニックに勤務をしていました私は何度も何度もTVで流れるあの映像を見て、こころが落ち着かなくなる人、眠れなくなる人などの患者さまのお話を聴くことがありました。自分も何かしないと平常心を保てず、プライベートの時間に仲間達と何度となくボランティアで募金を募り、送付させてもらったものです。そんな日が、長く続きました。気持ちが沈み、自分もボランティアに疲れ果てていた時に、頻繁に会えなくなっていた仲間からのメールにハタと気づかされたことを今も、3.11の日に思い出します。

そこには、その仲間の家族の満面の笑顔の写真に、たったひと言。

“僕たちは元気です”

と、書かれていました。

さすが、看護師! と思いました。自分が元気でないと、誰かのご支援って出来ないものですよね~。彼は、日ごろからそんなスタンスでお仕事をしていたのでしょう。

その後、私も環境が変わり生活もガラッと変わり、音楽や人に関わる形も変わりましたが、今も“かけがえのない命”と向き合うお仕事を私は続けています。

今は、会社組織に守られていませんので、自分の身体を大切にしないと契約していただいてます施設さま、対象者さまに多大なご迷惑をかけてしまいます。

なので。。。まずは自分の身体が1番大事です。歳のせいか、無理をしなくなりました。休めるようになりました。その次に、自分の家族が大事です。家族が健康でないと、自分の好きなことを思いっきり出来ないですしね~。

今・ここ。を大切に、ドラムサークルとミュージック・ケアを通じて、かけがえのない時間を、かけがえのない命と向き合いながら、これからもご縁のある方と音楽療法を楽しみたいと思います。

 

私は、今日も元気です!

生かされていることに感謝しつつ。。。あの日から。。。そして、あの旅からはかなり成長しているよね。私(*^^*) まだまだ未熟者ですが、支援とは何か? ケアワーカーとして、ファシリテーターとしてかけがえのない命に向き合いながら日々勉強。日々成長。日々試行錯誤中です。

SNSでもご購読できます。