1年過ぎて

個別対応しています支援学校に通う子どもとは、1年半程前に支援学校のイベントでドラムサークルで伺った際に知り合いました。私は自分から“音楽療法に来ませんか?”と声をかけることは日頃ないのですが、その日初めてお逢いした親子の行動を見てて、“随分困っているだろうな~”と思ったので、終了後お話しし、“ミュージック・ケア”をお勧めしました。

理由は、ドラムサークルは自由度が高いのでドラムサークルより、ミュージック・ケアの方がその子の行動を調整するのに分かりやすい手法だと言うことと継続的に取り組むことにより、行動に変化が見られるだろうと確固たる自信があったので、こう言ってミュージック・ケアをお勧めしました。

“私の経験ですが、どんな重度の障害をお持ちの方も、月に1度でも、継続的にミュージック・ケアをすると何らかの変化は見られます。まずは体験し1年間続けてみませんか?”  と。

 

あれから、数回ドラムサークルに来てくれ、その後ミュージック・ケアに移行し継続して1年が過ぎました。

 

小さくて、本人にとっては大きな成長、変化は、ちょこちょこと見られ感動することが多かったのですが。。。昨日、大きな階段を1歩上がったような瞬間に立会いました!(^^)!

部分的に動作模倣が出来た瞬間が、何度となく見られたのです!

 

子どもたちにとっては先生と呼ばれることが多いのですが、私はセラピストやファシリテーターと言う意識が強いので教えることはあまりしないのですが(行動で示したり、事実を伝えたりはしますが。)。。。お母さん自身気づきも多くなってきました。 素晴らしい✨

 

1人の人間に沢山の方々が関わって支援していると思うのですが、音楽療法でこんな瞬間に立ち会えることが、私、セラピスト冥利に尽きるのです。感動!出逢いに感謝です♪

 

追記:文章の表現に不都合があれば、削除しますのでご連絡くださいませ(*^^*)かんちゃん

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