影響を受けた言葉

5月も明日で終わりですね。

毎年5月になると思い出す人、言葉があります。私の人生にとても影響を与えた人でもあり、言葉でもある。

それは、何十年も前、ボロボロだった私を拾ってくださり、就職出来たクリニックの医師 大先生の言葉である。

和歌山に戻ってきて、治療に専念し、その後必ず医療の現場に戻ると決めていたので、いざ就職活動をしているときもうまくいかず。。。街の内科麻酔科クリニックの募集が目に留まり、当時は受付のパートとして勤務が決まりました。(すぐに看護助手、ヘルパーとして、常勤にしてくれました。)勤務し1週間が経った頃、日課にしていた勤務後のお城でのウォーキングで、バッタリ大先生に会い、一緒に歩きました。

“誰にも言わんといてよ。わし、がんなんや。ささやかだけど、家族や子どもにも恵まれ、幸せな人生だ。大中さん、歳を重ねるということに上手にシフトをしなさいよ~。”と。

その当時は35歳の壁もあり、やっと就職出来たのに、1週間で院長の大病を打ち明けられるとは。。。どういうこと?と思っていました。

その後、大先生にはいろいろとかわいがっていただき、若い頃歯科に勤務していた頃の医師とは全く違うタイプの医師との出逢いでした。

大先生は亡くなり、何年経ったでしょうか。。。私は未だにこの言葉が忘れられません。

何かある度に、今シフトする時期なのかもしれないな~と思うのです。

もちろん、このコロナ禍の今の私の現状でも、スムーズにシフト出来たことがあります🍀 これでいい気がしています。

大先生、人生の指標をありがとうございます。

ここに大先生を偲んで、書き留めておきます。

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